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サッカー先進国オランダのサッカーシステム(子供チームでもこんなにシステム化が進んでいる)(2017年10月03日)

今回は、サッカー先進国のオランダのサッカーの仕組みについてご紹介します。
 
実際に私の息子(8歳)が現地のクラブチームに所属しているので実体験をご紹介させていただきます。

・所属チーム:FC AALSMEER(JO9-5)
このクラブチームの9歳になるカテゴリに所属しており、チーム内にはSelection(JO9-1Top選手)からJO9-6からの構成になっており9歳の年齢はこの6チームでリーグ戦を戦っております。私の息子は今シーズンから入団したので、始まりがJO9-5でした。

オランダサッカーチームと選手個人のシステム化による数値化について
 
まず現地チームに所属すると、子供でも選手としてオランダサッカー協会(KNVB)の傘下が運営するサッカーシステムへ登録する必要があります。

登録しているシステム:Football Media

このシステムはモバイルアプリもあり、ログイン情報を入力して選手登録氏名と画像を登録します。すると自分が所属するチームに紐づいて、所属チーム(JO9-5)カテゴリに関する
 
・試合スケジュール
・試合成績
・個人成績
・対戦相手のチーム、個人情報(全オランダチーム)

などがシステムで登録されており、スケジュールの進行共に情報が蓄積され更新されていきます。
 
つまり、各年齢のオランダ中のクラブチームのデータが集約・数値化され、スカウトと連動しているという画期的なシステムが導入されているわけです。



このように
 
・次の試合
・先のスケジュール
・成績
 
がTopページで直ぐに確認することができます。



自分のチームのメンバーや対戦相手のメンバー情報も確認することも可能です。
 
オランダでは子供の内から、他のチームからスカウトが来たり選抜にスカウトされたりするのですが、このサッカーシステムが大きく役に立っているのだと実感できます。

オランダ現地チームの特徴について

平日週2回1時間~1時間半程度の軽めの練習を
 
・ゲーム方式
・1対1
・パス回し
・ドリブルからのシュート
 
という基本的なメニューを軽く行います。

 
土曜日はリーグの試合があり、試合での分析を行い平日の練習に反映しているようです。
 
設備については、日本のサッカー事情は分かりませんが、どのクラブも広く何面もある天然芝・人工芝が整備された施設があり、専属のコーチからお父さんコーチまで、チームが一丸となってサッカーに取り組んでいるのが印象的です。
 
このシステム導入がサッカー先進国オランダのサッカーの強さの一つではないでしょうか。
 
ぜひ機会があれば、オランダのサッカーを経験されてはいかがでしょうか。

また、私自身は日本人チームのJ-DREAMというチームでサッカーを楽しんでおります。J-DREAMのコーチをされている白井コーチ(「アヤックス育成アカデミーユース」、「オランダ代表U-13、U-14、U-15カテゴリー」で専属アナリスト”として活動している)が本を出しておりますので、お子さんのコーチングに参考になるかと思います。機会があればぜひ読んでみてください。

白井コーチの書籍:怒鳴るだけのざんねんコーチにならないためのオランダ式サッカー分析